帝京大学薬学部セラノスティクス学講座
2020 年 56 巻 6 号 p. 556-557
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超音波に応答して造影と治療が可能なリピッドバブルを開発し、BUS-DDSを考案した。バブルに超音波を照射すると膨張と収縮を繰り返す振る舞いをする。標的組織に超音波を照射し、バブルの膨張時に毛細血管を一時的に開口し薬物を放出する技術である。BUS-DDSによって、腫瘍新生血管オープニングによる癌治療、血液脳関門オープニングによる脳疾患治療薬の送達が可能になり、新たなDDSの展開が期待される。
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