ファルマシア
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事前に取り決めたプロトコールに沿って行う処方された薬剤の投与量の変更等
広島市民病院におけるがん化学療法施行患者に対するPBPMの取り組み
阪田 安彦
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キーワード: PBPM, がん化学療法, 支持療法
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2022 年 58 巻 7 号 p. 695-698

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抄録

がん化学療法は、副作用の予防、早期発見のためには適切なモニタリング、支持療法が必要である。しかし、その対応は薬剤や症状毎に大きく異なり、複雑化しているため薬剤師による介入が有効である。その際に、薬剤師が主体的に支持療法、検査項目、薬剤の用量調節をオーダー代行するPBPMは適正使用の推進、患者の副作用軽減、治療強度の維持に寄与し、医療の質向上及び医療安全の確保に貢献できると考える。

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© 2022 The Pharmaceutical Society of Japan
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