ファルマシア
Online ISSN : 2189-7026
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ミニ特集 最前線
スライム型分子ロボット
浜田 省吾平塚 祐一
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ジャーナル 認証あり

2025 年 61 巻 4 号 p. 314-318

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抄録

生体分子を材料として作る「分子ロボット」のなかでも,第二世代に位置付けられるスライム型分子ロボットは,スケールの壁を越えることを目的として作製された.本稿では,DNAゲルや微小管ゲルをその躯体として作られたこれらの分子ロボットの概説と,各種開発の波及効果として現在期待されている医療応用などへの展望について述べる.

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© 2025 The Pharmaceutical Society of Japan
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