日本理科教育学会研究紀要
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力学の理解を援助するコンピュータゲームの設計について
宮脇 亮介杉 小百合
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1993 年 33 巻 3 号 p. 69-77

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抄録

本研究は、学習者が持つ力学に関する誤概念の修正を援助するコンピュータゲームの学習環境を模索したものである。4種類のゲームがニュートンカ学に支配されるマイクロワールドに組み込まれており、学習者は、標的を撃ったり、迷路を航行するなどの目標に到達するためにダイナタートルを操縦しなければならない。4種類のゲームを行った学習者はゲームに成功するための方略を発見した。ゲームを行うことによって一部の学習者の力学の問題についての解決能力が改善されたことが示された。学習者は、ゲームの方略を生み出すために、力がどのように運動に影響するのかについて直感及びフォーマル物理学の部分的な理解を含む自らの知識のさまざまな成分を利用して理解しようとしたと考えられる。このような知識の利用は、問題解決のヒューリスティックとコンピュータによるマイクロワールドからのフィードバックとが結びつけられ、ニュートンカ学に関する学習者の知識の発展を促進するものと考えられる。

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© 1993 一般社団法人日本理科教育学会
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