J-STAGE トップ  >  資料トップ  > 書誌事項

日本薬理学雑誌
Vol. 130 (2007) No. 3 P 206-209

記事言語:

http://doi.org/10.1254/fpj.130.206

治療薬シリーズ(18)骨粗鬆症

(1)ビスホスホネート製剤の患者アドヒアレンスを向上するため,アレンドロネートおよびリセドロネートの週1回投与製剤や,長時間作用型として新たに開発されたイバンドロネートの月1回投与法などが臨床応用されている.(2)ラロキシフェンは骨折抑制効果に加えて乳癌の予防・治療にも有効と考えられる.エストロゲン受容体を介した全身作用の総和としてより優れた薬剤特性を持つSERMの開発が進められている.(3)活性型ビタミンD3製剤の主作用は腸管カルシウム吸収によるカルシウムバランスの改善と考えられているが,高カルシウム血症をほとんどきたさずに骨量増加作用を示す,活性型ビタミンD3誘導体ED-71の治験がわが国で進行中である.(4)PTHの間欠的投与は劇的な骨量増加効果を発揮し骨折率を低下させる骨形成促進療法であり,わが国でも治験が進行中である.

Copyright © 2007 公益社団法人 日本薬理学会

記事ツール

この記事を共有