日本消化器内視鏡学会雑誌
Online ISSN : 1884-5738
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膵・胆道疾患診断に対する経内視鏡的乳頭切開術(EST)の応用
林田 康男劉 星漢中津 基貴巾 尊宣塩崎 哲三大坊 昌史滝沢 直樹熊谷 一秀前川 勝治郎権田 厚文ト部 元道沢田 好明城所 仂松本 俊彦
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1984 年 26 巻 11 号 p. 1932-1941

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抄録
近年,ERCPは膵・胆道系疾患の重要な検査の一つであり,事実,小膵癌の発見もされているが,いまだ癌疑診のみで膵切除術を受ける症例もいる.このことよりERCPの診断能を向上させる必要がある. 今回,ESTを施行後,細胞診用ブラシ,生検鉗子を挿入する新しい試みを行なった.ブラシの挿入は1974年より施行しているが,その挿入性に種々問題があった.そのため,ESTを行なうことにより,細胞診用ブラシ,生検鉗子の挿入が非常に容易となり,さらに診断に必要な十分な組織採取も可能となった. もともとESTは胆道内結石症の治療に用いられる手技であるが,診断にも応用されることより"Diagnostic Papillotomy"と仮称した.また本法の手技と症例を示した.
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© 社団法人日本消化器内視鏡学会
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