日本消化器内視鏡学会雑誌
コカ・コーラによる溶解療法が有効であった柿胃石の1例
木村 哲夫六車 直樹板垣 達三井本 佳孝梶 雅子宮本 弘志岡村 誠介高山 哲治春藤 譲治
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50 巻 (2008) 6 号 p. 1448-1454

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抄録

症例は63歳,男性.つるし柿6個を一度に食べた後に,腹痛・嘔吐が出現し近医を受診した.上部消化管内視鏡検査にて6cm大の胃石を認めた.柿胃石と判断し,近年の報告を参考にコカ・コーラの経口摂取や内視鏡下にERCP力ニューレを用いて直接散布などを行ったところ,数個の破片に崩壊,消失する経過が内視鏡的に観察された.本疾患に対するコカ・コーラによる溶解療法は安全かつ簡便で,医療経済的にも有用な方法であると考えられた.

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© 社団法人日本消化器内視鏡学会
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