都立松沢病院精神科
2013 年 36 巻 1 号 p. 47-49
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
要 旨 精神科治療における面接は, 対話を通してクライアント自身の問題を見つめるための「鏡」であるとも言える. この鏡を作り出すのが治療者の役割で, 「鏡」が曇っていたり, 歪んでいては, 正しく状態を映し出すことができず, 適切な治療を行うことができないため治療者が自分自身の鏡を調整することが重要なことは, 自明なことである. 本稿では筆者が有用性を実感し, 同業の精神科医にすすめている省察の具体的な方法を論じる.
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら