日本地球化学会年会要旨集
2005年度日本地球化学会第52回年会講演要旨集
セッションID: 3P05
会議情報

課題講演3 炭酸塩の地球化学---炭酸塩を用いて過去から未来への地球環境変動を解読する---
有孔虫殻の2次元高解像度微量元素マッピング
*国岡 大輔佐野 有司高畑 直人白井 厚太朗村山 雅史佐川 拓也氏家 由利香
著者情報
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録
有孔虫微量元素は様々な古環境パラメーターの指標となっており、特にMg/Ca比は水温を復元するのに有効な手段として確立している。
しかし、その相関関係は経験的なものであり、pHとも相関が見られるなど、はっきりした取り込みメカニズムは分かっていない。
最近になって、有孔虫殻の微量元素の不均質性が明らかになってきた。本研究では、Nano-SIMSで微量元素の高解像度マッピングを行い、その分布について議論する。
著者関連情報
© 2005 日本地球化学会
前の記事 次の記事
feedback
Top