主催: 日本地球化学会
共催: 日本化学会
我々のグループではこれまでに、ハワイ沖深海底堆積物から選別した球粒試料約100個について、機器中性子放射化分析を用いた、化学組成の測定を行っており、それらの中には、地球外起源と考えられる試料が存在することを確認している。 本研究では、走査型電子顕微鏡(SEM)により、球粒試料の表面の観察を行い、試料表面の特徴と、すでに得られている試料の化学組成との関連性について考察する。また、試料表面の形成過程についても検討し、試料自体の形成機構についての提案も行いたい。