日本地球化学会年会要旨集
2008年度日本地球化学会第55回年会講演要旨集
セッションID: 2A07 03-07
会議情報
新しいサンプルリターン時代の分析法・体制とその成果
顕微赤外・ラマン分光法で探る地球外微小有機物
*中嶋 悟, 癸生川 陽子, 鈴木 彰子, 奥平 恭子, 三田 肇, 小林 憲正, 山岸 明彦
著者情報
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録
宇宙塵は,地球へ降ってくる地球外物質の90%以上を占めており,その中に含まれる有機物が地球生命の原材料となった可能性が高いとされている.しかし,宇宙塵は数十ミクロン程度の微粒子であるため,従来の有機地球化学的方法での分析が困難であった.また,最近炭素質コンドライト中に,透過電子顕微鏡観察によって数百ナノメータ程度の球状有機微粒子が次々発見されている.このような微小な有機物をそのままの状態で分析する手段として顕微赤外・ラマン分光法があり,最近の技術の進展によって迅速イメージングやサブミクロンの空間分解能が可能となりつつある.これらの方法は,スターダストやはやぶさ等の微小リターンサンプルの分析にも有用であろう.
著者関連情報
© 2008 日本地球化学会
前の記事 次の記事
feedback
Top