大阪府立大学
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好熱性細菌の一連の研究によって,生命は超高温の海水中で誕生したとする生命熱水起原説が提案された.この仮説が正しければ,熱水環境下でペプチドが効率よく生成する経路があったはずである.しかしこれまでの模擬実験で生成したオリゴペプチドは鎖長(~6鎖長)・収率(0.1~1 %)と,意外に効率が低い.我々は,400 ℃までの熱水反応をミリ秒レベルで追跡する熱水マイクロフローリアクター技術を開発した.これらを用いて熱水中でアミノ酸の挙動を調べたところ,従来よりも効率的な2種類のペプチド生成反応を発見した.
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