日本地球化学会年会要旨集
2009年度日本地球化学会第56回年会講演要旨集
セッションID: 1P09 07-P02
会議情報
安定同位体研究の最先端:地球化学への実験的・計算科学的アプローチ
炭素・窒素安定同位体比分析によるヒト血清中アミノ酸と食料源の関係評価
*廣野 留都武蔵 正明中下 留美子鈴木 彌生子伊永 隆史原田 浩二小泉 昭夫
著者情報
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録
生体試料中全有機物(bulk)のδ15Nやδ13C値から、その生体の持つ食歴や栄養段階の位置を予測できる可能性がある。しかし、これらは様々な過程や履歴を持つ有機分子集合体の平均値であり詳細な解析は困難である。そこで、アミノ酸レベルで安定同位体比分析を更に分析することで、食料源がアミノ酸へ及ぼす影響を調査する。全血中メチル水銀濃度測定済みのヒト血清試料43検体のbulkの安定同位体比分析では、メチル水銀濃度が高い程δ15N値も高くなるという結果がでており、魚介類中のδ15N値が高いものほどメチル水銀が濃縮されていることが考えられる。これについて、アミノ酸レベルでのメチル水銀との関係性については現在検討中である。
著者関連情報
© 2009 日本地球化学会
前の記事 次の記事
feedback
Top