日本地球化学会年会要旨集
2009年度日本地球化学会第56回年会講演要旨集
セッションID: 3D02 01-02
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堆積物/堆積岩の地球・環境化学
白亜紀中期の古環境変動研究
*黒田 潤一郎鈴木 勝彦谷水 雅治堀 利栄Tejada Maria Luisa L.柏山 祐一郎小川 奈々子大河内 直彦
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抄録
白亜紀の中期(BarremianからTuronian)は、顕生代で最も温暖な時代Greenhouse age である。この時代を特徴づける地質イベントとして、「海洋無酸素イベントOceanic Anoxic Event (OAE)」が挙げられる。OAEは、テチス海や大西洋、太平洋など世界中の海洋底に有機炭素に富む黒色頁岩が堆積するイベントであり、白亜紀の中頃に繰り返し発生した。その中でも、前期AptianとCenomanian-Turonian 境界におきたOAE-1aとOAE-2は、汎世界的に有機質黒色頁岩が堆積することから、最大級のOAEと考えられている。このOAEは寒冷化した新生代では認められない。OAEの出現メカニズムについては古くから盛んに議論されてきたが、発生機構、維持機構についてわかっていない。私たちはさまざまな同位体記録を用いてOAEと大規模火山活動との関連について検討してきた。本講演では、火山活動がグローバルな環境変動のトリガーになっていることを明らかにする試みについて詳細に紹介する。
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© 2009 日本地球化学会
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