日本地球化学会年会要旨集
2010年度日本地球化学会第57回年会講演要旨集
セッションID: 1P10 02-P04
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放射性廃棄物と地球化学
北海道幌延地域における断層帯の主要および微量元素の分布と挙動
*鈴木 孝太本多 照幸
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抄録
本研究では、北海道幌延地域において堆積岩中の断層部とその周辺の試料を採取し、主要および微量元素の濃度を定量した。また、それらの比較から高レベル放射性廃棄物(HLW)に含まれる放射性核種(MA:マイナーアクチノイド)と化学的性質が類似しているナチュラルアナログ元素の分布状態を把握した。その結果、断層部は健岩部に比べてランタノイド(Ln)、トリウム(Th)の濃度が高くなる傾向を示した。これはLn、Thが断層形成に伴う粘土鉱物の生成により試料中に濃集した可能性を示唆する。Lnは、HLWに含まれる放射性核種のMAと化学的性質が類似していることから、地層処分後、漏出した放射性核種が断層部に吸着されることが期待できる。
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© 2010 日本地球化学会
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