日本老年医学会雑誌
Print ISSN : 0300-9173
短報
80歳以上の高齢者の頸動脈狭窄症:山間地域における検討
織田 雅也伊藤 聖宮地 隆史丸山 博文和泉 唯信
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キーワード: 頸動脈狭窄症, 高齢者
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2016 年 53 巻 2 号 p. 168-170

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抄録

高齢化が進む山間地域の神経内科専門診療所において,80歳以上で頸動脈エコーを実施した135例(女性85例,男性50例)のうち,頸動脈内膜剝離術(CEA)あるいは頸動脈ステント留置術(CAS)の適応となりうる症候性で中等度以上,および無症候性で高度の狭窄症と診断した14例について診断後の対応を調査した.CEAあるいはCASの実施が可能な専門医療機関受診を希望しない例が多数を占め,全例が保存的に加療された.

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© 2016 一般社団法人 日本老年医学会
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