滋賀医科大学医学部附属病院栄養治療部
2020 年 57 巻 4 号 p. 414-422
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本邦における潰瘍性大腸炎の罹患患者数はここ30年ほどで急速に増加している.急速な人口の高齢化と相まって,高齢潰瘍性大腸炎患者を診療する機会も多くなっている.高齢者の診療は非高齢者と同様に行うべきでなく,高齢者の特性を理解して診療にあたるべきである.本稿では高齢発症潰瘍性大腸炎と高齢化潰瘍性大腸炎との違いや,高齢者における治療選択での注意点,また,近年,世界的な広がりを見せているCOVID-19リスク下での診療を含めて概説する.
老年病
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