福井大学医学部産科婦人科
2022 年 59 巻 4 号 p. 464-471
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
高齢がん患者に対しては,術前の患者状態がfitであるかunfitであるかを判断し,患者家族と相談のうえ術式を決定することが極めて重要である.手術療法が必要な高齢がん患者に対する治療戦略は,いわば最大の個別化医療であり,個々に対する最適な治療法を決定するためには従来の術前検査で抽出されない因子の評価が必要なのである.本稿では,これらの評価法を中心に解説し,術前術後の虚弱な高齢がん患者に対する介入法を紹介する.
老年病
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら