日本老年医学会雑誌
Print ISSN : 0300-9173
高齢者糖尿病の今後の研究の方向性
永田 正男
著者情報
ジャーナル フリー

38 巻 (2001) 5 号 p. 634-636

詳細
PDFをダウンロード (392K) 発行機関連絡先
抄録

高齢者糖尿病は今後ますます増加するものと予想され, 超高齢社会を迎えるにあたり十分な対策が必要と思われる. 高齢者糖尿病の病態はこれまでも報告がされているが, 治療困難な病態を示すインスリン依存状態の解析や予防, 糖代謝が及ぼす高次脳機能への影響の研究が基礎的研究を含め必要であると思われる. また, 多様な高齢者の病態に合わせた治療が必要とは言え, 合併症やADL低下を来さないための明確な代謝コントロール指標が必要である. 今後の大規模前向き臨床介入試験研究で明確にされるものと期待される.

著者関連情報
© 社団法人 日本老年医学会
前の記事 次の記事

オルトメトリクス
閲覧履歴
前身誌

老年病

feedback
Top