日本老年医学会雑誌
Print ISSN : 0300-9173
セルローズアセテート膜による血清リポ蛋白電気泳動法について
北川 道弘葛谷 文男
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8 巻 (1971) 6 号 p. 329-332

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抄録

セルローズアセテート膜による血清リポ蛋白電気泳動法につき検討した. 本法はアルブミンを含有しない Buffer でも pre-β, α, βリポ蛋白およびカイロミクロンを明瞭に分離することができ, 短時間にすむという利点を有することを確かめた.
集団検診にてトリグリセリド120mg/dl以上の高値を示した88サンプルに応用したところ次の結果を得た. すなわち pre-β (+) 69, (-) 19, カイロミクロン (++) 7, (+) 16, (±) 19, (-) 46.
本法は高トリグリセライド血症の成因に関して, 内因性 (高 pre-β) か外因性 (高カイロミクロン) かの判別に非常に有益であろうと結論した.

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