31 巻 (1958) 2 号 p. 97-103
PVC-可塑剤系のゲル化過程をブラベンダー•プラストグラフを用いて解析した。解析測度としてゲル化曲線(混練抵抗一時間曲線)より求めた混練抵抗定常値、最高値およびゲル化時間を用いる方法を提案し、その実験精度を求めた。
またゲル化過程に対して影響を与える因子と、無視しうる因子とを推計学的手法によつて識別した。ゲル化過程に対しては混練温度と可塑剤濃度の効果が圧倒的に大きく、PVCおよび可塑剤の種別、試料の仕込量、混和機回転数がこれに次いでいる。さらに試料を仕込む方法によつて影響をうけるから実験手順を正確に調整すべきことを指摘した。