35 巻 (1962) 4 号 p. 273-278
第1報で獲られたトリアジンとチアジアゾール類, および, 第2報で獲られた二つの型の化合物すなわちメルカプトチアジアゾールをジエチルカルバモイル基, ベンゾチアゾール基, シクロヘキシルアミノ基, モルフォリニルメチレン基と結合させた化合物ならびにチオールスルフォネート基をもつ化合物を天然ゴムの加硫促進剤として使用した.
白艶華配合とカーボンブラック配合で, 一定条件で獲た加硫物を市販促進剤D•M•TTの場合と比較し, いずれの化合物も市販促進剤とほぼ比肩しうる効果をもつことを確めた. また, 加硫物の促進老化試験を行なったが, 老化の程度も市販促進剤を用いた場合と大差はなかった.