日本ゴム協会誌
Print ISSN : 0029-022X
熱分解ガスクロマトグラフィーによる加硫ゴムの分析
梅沢 芳朗長谷部 嘉彦平井 勝古瀬 武弘
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39 巻 (1966) 7 号 p. 497-502

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抄録

熱伝導型検知器を内蔵するガスクロマトグラフを用いて熱分解法による加硫ゴムの定性および定量分析を行なった.試料として天然ゴム, SBR, CR, NBR, EPT, IIR, クロールスルホン化ポリエチレン (以下ハイパロンと称する) を用いた.加硫ゴムを約700℃においてヘリウム中で熱分解し, 分解ガスをガスクロマトグラフにかける方法で鑑識を試みた結果, 天然ゴム-SBRブレンド系ではブレンド比が天然ゴム95/SBR5から天然ゴム5/SBR95の範囲で約3%のふれで定量可能であった.CR-SBRブレンド系においては約5%のふれでブレンド比がCR 90/SBR10からCR10/SBR90の範囲で定量可能であった.そのほかNBR, EPT, IIR, ハイパロンの定性も本法で可能であったが, IIRとハロゲン化IIRの判別は困難であった.

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