日本ゴム協会誌
Print ISSN : 0029-022X
ゴムの素練りと分子量分布
本間 輝武田形 信雄日比野 清志
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41 巻 (1968) 4 号 p. 242-250

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抄録

NR, IR, SBR, BRの各種ゴム試料をロールによって素練りし (低温), 分子量分布がどのように変化していくかを超遠心沈降法ないしGPC法を用いて測定した.いずれの試料も素練りとともに平均分子量が減少するかあるいは減少の方向に向かう.同時に分子量分布も高分子量領域から次第に消失, 低分子量側に鋭くなるように移行する.一測定例からみると素練りとともに分布幅MW/MNは2程度から1.4程度まで減少, さらに長時間素練ってもこの幅はほとんど一定となっている.前記4試料の素練り効果を定性的に分布曲線の変動の様子から判定するとNR≈IR>SBR>BRの関係にある.前述試料とは別個にゴム工業技術員会より提出された素練り試料群 (NR) の測定もCPGによって行なった.

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© 一般社団法人 日本ゴム協会
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