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地理学評論 Ser. A
Vol. 60 (1987) No. 9 P 593-612

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http://doi.org/10.4157/grj1984a.60.9_593


Tokunagaの方法により分水線を次数づけすることによってセグメントに区分するとともに,水路をStrahlerの方法で次数区分し,丹沢山地および多摩丘陵において地形計測を行なった.計測項目は,水路および分水線セグメントの数,長さ,勾配,落差,縦断形状,平均高度である.これらの計測値を分析することにより,以下の結果を得た.(1)分水線セグメントにも,水路の場合と同様に,数,長さ,勾配,落差に関する法則が存在する.(2)次数区分された水路の縦断形は直線状であるのに対し,分水線セグメントの縦断形は次数が高くなるにつれ上に凸な傾向を示す。(3)水路の平均高度は次数が高くなるにつれ低くなるのに対し,分水線セグメントの平均高度は次数によらずほぼ一定の値をとる.(4)分水線セグメントに関する諸法則のパラメータは,山地および丘陵の地形特性を記載するのに重要である.

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