宝石学会(日本)講演会要旨
平成24年度 宝石学会(日本)講演論文要旨
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平成24年度 宝石学会(日本)講演論文要旨
放射線照射による真珠黒褐色化についての考察とその鑑別の試み―その2
*矢崎 純子佐藤 静香押切 美奈子
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p. 15-

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抄録

放射線照射により淡水産貝殻から作られた核が黒褐色化することが知られており、その黒褐色化の原因は、淡水産貝殻に多く含まれるMnが2価から3、4価のマンガン酸化物に変わることによると考えられている(1959,堀口)。また近年、放射線照射核のESR(電子スピン共鳴)測定結果が報告されている(2011,Hea-Yeon Kimら)。
今回淡水産貝殻から作製された核を粉砕後、放射線照射しその形状等を観察するとともに、Mn2+量等をESRで測定し、
① 照射量とMn2+量の相関関係は確認できない。
② 同方法で照射量とCO2-量との良好な相関関係がある。
という結果を得た。この測定結果と真珠黒褐色化について考察した。
また、放射線照射真珠の鑑別法の試み(2009,佐藤ら)について、その現状と今後の方向について報告する。

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