宝石学会(日本)講演会要旨
2019年度 宝石学会(日本)講演論文要旨
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2019年度 宝石学会(日本) 一般講演要旨
一般に“スポット”呼ばれる加工キズの分類と劣化についての考察
*山本 亮小松 博
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キーワード: spot, exfoliations and cracks
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p. 24

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抄録

アコヤ真珠の大部分は、一般に様々な加工が行われてから市場に流通する。その加工工程のひとつである漂白にて、加工キズと呼ばれる“ひび”や“スポット(白斑)”などが発生することがある。今回、この“スポット”と呼ばれる加工キズについて調べた。

“スポット”とは漂白で発生した主に円形状の加工キズを指すが、内部に放射状の亀裂をもつもの、円形状の輪郭のみのものなど様々な形態のものがある。また、スポットはかつて真珠を輸出する際に行われていた輸出検査においてチェックの対象となるものであり、

その理由は真珠を急激に劣化させる可能性が高いことであった。しかし、スポットに対する見解は取り扱う業者により異なること多く、中には経年劣化しないものがあるという話を耳にすることがある。

今回のこのスポットとされるものの中から、形状の違うものをいくつか選出し、構造的な違いによる分類ができるかを調べた。また、加速試験を行い形態の違いによる劣化の進行に違いが現れるかを調べた。

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