52 巻 (2012) 1 号 p. 58-60
従来,NarukeマップとATS(American Thoracic Society)マップという2つの肺癌リンパ節マップがあり,それらの食い違う点は以前から指摘されていたが,今回のTNM分類第7版におけるリンパ節マップは,この点についても充分考慮されており,概ね妥当であるといえよう.また,いくつかのリンパ節部位を統合したzoneという概念も提唱されている.しかし,新しいマップでも依然定義がされていないリンパ節部位も少しは存在している.これらの概念や問題点は今後の検討課題であろう.