新潟大学医歯学総合病院呼吸器・感染症内科
2020 年 60 巻 5 号 p. 379-384
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進行期扁平上皮非小細胞肺癌の一次治療は,プラチナ併用化学療法が標準治療であったが,近年免疫チェックポイント阻害剤および第2世代遺伝子組み換え完全ヒトIgG1型上皮成長因子受容体モノクローナル抗体の臨床導入に伴い,新たな治療選択肢が加わっている.本稿では,進行期扁平上皮非小細胞肺癌患者を対象とした主要な臨床試験の成績をレビューするとともに,今後の治療戦略を展望する.
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