日本ハンセン病学会雑誌
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セブ島でのハンセン病における障害予防のための会議報告
山口 猛石井 則久石田 裕畑野 研太郎朝戸 裕
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2007 年 76 巻 3 号 p. 241-244

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抄録

2006年9月13日より16日まで、フィリピンのセブ島においてハンセン病の障害予防 (prevention of deformity: POD) に関する「Consensus Development Conference」が開かれた。これは American Leprosy Missions (ALM)、World Health Organization (WHO)、International Federation of Anti-Leprosy Associations (ILEP) 三団体の共催によるもので、ハンセン病による後遺障害の予防または悪化予防に関するストラテジーについて合意を形成すべく企画されたものである。
参加者は34ヶ国から108名に及び、わが国からは山口、石井、石田、畑野、朝戸の5名が参加し、活発な討議をしたのでその概要について報告する。

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