アジア民族文化学会
2013 年 2013 巻 23 号 p. 77-96
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アイヌ口承テキストには,代表的な2種類の配列パターンを確認することができる.この2種のパターンは,交差対句法と呼称される対称性に富んだ修辞技法を基本としており,テキスト全体の領域に渡る構造的な規模を有する.本稿では,確認された2種の配列パターンを持つアイヌ口承テキストを紹介する.同時に,紹介したそれぞれのテキストの修辞的な視点による分析データを資料として提示している.
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