保健師教育
Online ISSN : 2433-6890
委員会活動報告
編集委員会活動報告
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2022 年 6 巻 1 号 p. 59

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I. はじめに

全国保健師教育機関協議会誌「保健師教育」は,2017年5月に第1巻の発刊以降,全国の保健師教育機関の交流や情報交換を支援し,保健師教育に役立てることを目的に年1回発刊されている.編集委員会は「保健師教育」の企画,編集,発行,公開に関わる業務を遂行している.

II. 活動報告(2022年2月1日現在)

1. 企画の立案と原稿の依頼

2022年5月に発行予定の第6巻の企画を立案した.第6巻の内容は,巻頭言,講演記事,事業報告,調査報告,委員会活動報告,ブロック活動報告,研究・活動報告,令和3年度事業報告とした.講演記事は,夏季教員研修会での講演「地域で展開する看護の協働~地域看護と公衆衛生看護~」,秋季教員研修会での講演「多様な状況下における保健師教育の質保証と向上に向けて」を掲載することとし,各講師の先生に原稿依頼を行った.事業報告は,教育課程委員会,教育体制委員会,教育評価準備委員会より掲載の申し込みがあった.さらに,巻頭言,講演記事,事業報告,調査報告,活動報告について,担当者に原稿の依頼を行った.

2. 査読委員の選出

会員校の教授職全員に査読委員の依頼を行い,承諾を得られた方を任命した.依頼を行う際には専門領域についても尋ね,査読を依頼する際に投稿原稿の内容に合わせた査読委員に依頼できるようにした.

3. 倫理規定に関する投稿規定の改定

大学や施設ごとに倫理審査規定が異なる中,本会の編集委員会としては倫理的配慮に関する査読基準をどう設けるかを検討する必要が生じた.2021年度中での投稿規定の見直しに向けて編集委員会で検討を進めている.今後は理事会での検討,承認をいただき,改定を行いたい.

4. 投稿論文の募集と査読プロセス

投稿論文は(研究・活動報告)は2021年9月30日まで投稿を受け付け,6件の投稿があった.現在,査読を進めている段階である.

III. 今後に向けて

機関誌「保健師教育」が全国の保健師教育機関の情報交換の場として機能し,保健師教育の質の向上に貢献できるよう,編集・発行業務の改善を進めていく予定である.今後も会員校の皆様には,各種記事の執筆や論文の投稿,査読にご協力をお願いしたい.

謝辞

ご多用のところ,原稿を執筆してくださった会員校の皆様,査読委員の皆様,発刊に向けてお力添えくださった中西印刷株式会社の野津真澄様に深謝いたします.

Biographies

担当:田口敦子(慶應義塾大学)

小澤涼子(天使大学大学院)

望月宗一郎(健康科学大学)

南部泰士(元駒澤女子大学)

今野浩之(山形県立保健医療大学)

岩崎りほ(東京大学大学院)

櫻井純子(湘南鎌倉医療大学)

石川志麻(慶應義塾大学)

吹田 晋(慶應義塾大学)

加藤由希子(慶應義塾大学)

 
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