ホソカワ粉体工学振興財団年報
Online ISSN : 2189-4663
ISSN-L : 2189-4663
平成28年度 研究助成成果報告
ナノ秒パルス場を用いた新規な粉体混合分散手法の開発
中山 忠親
著者情報
研究報告書・技術報告書 フリー

2018 年 26 巻 p. 110-113

詳細
抄録

セラミックス粒子の混合手法としては従来,ボールミリング,ジェットミル,サイクロミックスなどの攪拌,混合,せん断型混合器などが用いられてきた.これらは非常に効率よく混合が可能であるが,コンタミネーションの問題が指摘されていた.これに対して,本研究室においては電場でセラミックス粒子の動作を制御する手法を開発してきた.そこで,本研究においては電場を用いてコンタミネーションを起こさないで粒子混合ができないか検討を行った.結果,ナノ秒パルス電場を印加することにより,通常の直流電場の絶縁破壊電圧を超える電圧を印加することができること,また,そのことによりセラミックス粒子を電極間で移動させることが可能であることを確認した.さらに当該手法を拡張し,二種類の異なる形状からなるシリコーンゴム粒子を混合することが可能となることを明らかとした.以上のことから,電場による粒子混合の新たな可能性を見出した.

著者関連情報

This article is licensed under a Creative Commons [Attribution 2.1 Japan] license.
https://creativecommons.org/licenses/by/2.1/jp/
前の記事 次の記事
feedback
Top