広島大学大学院先進理工系科学研究科
2021 年 29 巻 p. 106-112
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持続可能な社会の構築へ向けてバイオマスから炭素ベース材料を合成することは重要である.本研究では,クラフトリグニンと水酸化カリウム(KOH)を原料に用い,噴霧乾燥法と炭化プロセスによって球状炭素粒子の合成を検討した.球状の炭素粒子は,KOH濃度を変えることにより,中実な粒子から中空の粒子まで正確に制御できることを明らかにした.また,合成された炭素粒子のキャパシター電極としての性能を評価した.
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