人間科学
Online ISSN : 2434-4753
研究論文
定期健康診断および生活習慣調査から見た大学生の健康度と生活習慣の経年変化
第一報:身体的ならびに精神的健康度の自己評価
村谷 博美濱田 やえみ江田 佳子楠林 あかね辻 利恵
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2025 年 7 巻 p. 22-32

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抄録

九州産業大学の1年生,4年生について,身体的ならびに精神的健康度の自己評価は,全体としてみると2003年から2024年まで改善していた。生活習慣に関する調査票が現在の表現に統一された2018年以降のデータを用いて,多重ロジスティック回帰分析を行っても経年的な改善は有意であった。性,学年によらず,一回30分以上の運動習慣や,週4日以上の朝食摂取の習慣を持っていれば,身体的,精神的な健康度を非常に~そこそこ良いとする自己評価が有意に増え,意識障害の経験があると非常に~そこそこ良いという自己評価が有意に少なかった。4年生の女性を除き,BMIが18.5未満か30以上であっても,身体的,精神的な健康度が非常に~そこそこ良いという回答が有意に少なかった。一度に飲酒する量が3合以上であれば,身体的健康度については非常に~そこそこ良いという回答が有意に少なかったが,精神的健康度については有意ではなかった。

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