大学評価・学位研究
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研究ノート・資料
教養系学科カリキュラムの共通性
―授業科目名称の計量分析を通じて―
栗原 郁太串本 剛
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2020 年 21 巻 p. 19-38

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抄録

本稿では,日本の大学における31の教養系学科のカリキュラムについて,その共通性がどのような範囲でどのように存在しているか,考察した。分析は大きく分けて2つの方法で行った。まず,教養系学科の学部名称,学科名称及び学位に付記する専攻分野の名称を,既存の「学問分野分類」を用いて分類・整理した。次に,計量テキスト分析により作成した独自の「授業科目分類」を用いて,2018年度入学生に適用される教育課程の授業科目を分類し,分野ごとの開講科目割合(相対度数)を算出した。その結果,43分野のうち22分野については,9割以上の学科で少なくとも一つの授業科目が提供されていることが明らかとなった。さらに分野によっては,相対度数と学科属性の間に相関関係があることも判明した。

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