社会問題解決支援プログラムにおいては、社会にもたらす効果である「アウトカム」を設定する任務を統合オフィスが担う必要がある。そして、管理者としてのPO「プログラムオフィサー」(Program Officer以下POと称する)の存在が不可欠である。さらに 6 つの創造的統合マネジメント(プロファイリング、アーキテクチャー、戦略、プラットフォーム、ライフサイクル、価値指標)が効果的に発揮されることで成功確率の高いプログラムを構築することができる。これらにより、プログラムの価値を高め、期待されるアウトカム目標を社会にもたらすことが出来ることを、P2M理論を用いて検証した。