国際P2M学会研究発表大会予稿集
Online ISSN : 2432-0382
ISSN-L : 2432-0382
2013 秋季
セッションID: C-1-2
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C-1-2 イノベーションプログラムのマネジメントに関する考察(P2M関連の自由論題トラック,グローバル時代の経営と開発マネジメント」~成果を追求するP2Mによる研究、技術、事業、社会への波及~ 市場と公益が共存できるビジネスモデル創出を目指すプログラムマネジメントを考える)
山本 秀男
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抄録
建設工事などのプロジェクトでは、現実の課題から概念モデルを作成し、システム工学方法論に基づく数値(QCDや財務目標)を指標にしたマネジメントを行っている。しかし、研究開発や新社会システム構築などのイノベーションプログラムは、プログラム開始時点で課題を概念モデル化することが難しいため、既存の手法だけで対応すると、うまくマネジメントできない可能性がある。本論文では、イノベーションの特徴を示し、実務と理論を架橋する観点から、イノベーションプログラムをマネジメントする際の課題を論じている。特に、スキームモデルとサービスモデルにおいては、社会科学の研究アプローチやソフトシステムズ方法論を活用し、実務経験者にとって「腹に落ちる解決策」に導く研究が必要となることを述べる。
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© 2013 International Association of P2M and Authors
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