国際P2M学会研究発表大会予稿集
Online ISSN : 2432-0382
ISSN-L : 2432-0382
2013 秋季
セッションID: C-2-3
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C-2-3 P2Mを阻害するコミュニケーションギャップの存在とその軽減策について(P2M関連の自由論題トラック,グローバル時代の経営と開発マネジメント」~成果を追求するP2Mによる研究、技術、事業、社会への波及~ 市場と公益が共存できるビジネスモデル創出を目指すプログラムマネジメントを考える)
古谷 治正
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抄録

テーラー、メイヨー、ファヨールらの考えが、近代経営戦略論の源流と言われている。また、アンゾブ、マイケルポーター等々の戦略論も様々な事業の現場で極めて有用な論として存在することは言をまたない。しかし一方で、刻々変化する経営の現場では、機器-個人-組織-社会-国家間の様々なやりとり(=コミュニケーション)の不具合が原因となり、現実が上述の戦略論とかけ離れて進捗してしまうことも多くの人々が経験していることである。実際、一旦深刻なコミュニケーションギャップ(以下C-Gap)が発生すると、定常実務にとどまらず、プロジェクトやプログラムのマネジメントにも深刻な支障を来たす。本稿では、C-Gapを引き起こす原因を総括する。次いで、それらを予防、もしくはC-Gap発現後の悪影響を軽減する策について考察を行う。

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© 2013 International Association of P2M and Authors
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