主催: 国際P2M学会
会議名: 第23 回 春季研究発表大会
開催日: 2017/05/13
p. 32-46
プロジェクトマネジメントは、業種業態に関わらず、多くの社会人が活用できるスキルの1つである。プロジェクト型の組織であれば、プロジェクトマネジメントを習得する機会が多いが、日本の多くの組織は階層型であり、プロジェクトマネジメントを習得する機会が多いとは言えない。大学院の PBL (Project Based Learning)活動において、学生と協力企業の従業員はともに、プロジェクトマネジメントの知識を向上させることができる。本論文では、学生と中小企業の従業員の両者がプロジェクトマネジメント・スキルを向上させただけではなく、企業側の事業であるの訪問看護ステーション支援プログラムを強化させた PBL 活動の効果について述べる。