2023 年 48 巻 1 号 p. 13-20
首都高速道路では、これまで交通施策として東京2020大会での関係者輸送の円滑化に向け、料金施策を含む各種交通対策や、沿道に住居地域が多い高速神奈川1号横羽線から高速湾岸線へ大型車および特大車の転換を図るため、高速湾岸線を利用するETC搭載車両に対して環境ロードプライシング割引を実施し、浮遊粒子状物質(SPM)や二酸化窒素(NO₂)等の排出量削減等、高速神奈川1号横羽線沿道の環境向上を図ってきた。本稿では、東京2020大会における交通施策による交通影響および2001年の試行導入以降、約22年にわたり、料金割引を継続している環境ロードプライシング割引について解説する。