厚生年金高知リハビリテーション病院 リハビリテーション部 高知女子大学大学院 人間生活学研究科
厚生年金高知リハビリテーション病院 リハビリテーション部
2007 年 5 巻 2 号 p. 7-13
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今回,大腿骨頚部骨折後に身体機能が低下した認知症患者の動作と環境要因を分析し,応用行動分析学的アプローチを用いて患者に対する先行刺激を操作し,問題行動から適切な行動への変容および転倒予防が可能かどうかを検討した。結果,転倒件数は大幅に減少し,介助者の監視外での歩行から,車椅子移乗へ行動変容が可能となり,応用行動科学的アプローチを用いた転倒予防対策の有用性が強く示唆された。
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