環境芸術
Online ISSN : 2432-1990
Print ISSN : 2185-4483
アートが社会とリンクする水と土の芸術祭.その可能性
丹治 嘉彦
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キーワード: 環境特性, 表現, 協働
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2015 年 14 巻 p. 41-49

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抄録

2009年からトリエンナーレ形式ではじまった水と土の芸術祭は、2012年新潟の漁業の拠点でもあった水揚場と呼ばれる場をメイン会場として、新潟市内各所にて164日間展開された。新潟市の歴史をふまえて開催された水と土の芸術祭2012、この芸術祭は市民に想像することのダイナミズムをもたらしたと言える。それらを芸術祭において展開された様々な表現をもとに、水と土の芸術祭2012のアート部門ディレクターの視点からアートが市民に何をもたらしたかを本稿において明らかにする。

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© 2015 環境芸術学会
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