電気学会誌
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事故の瞬間,すべてはスローモーション
—極限時に引き出される脳の潜在能力—
稲数 幸祐荘山 拓海松野 俊文松本 哲明三上 可菜子三坂 英樹
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2017 年 137 巻 5 号 p. 310-313

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抄録

1.はじめに

危ない!そう思う場面を思い浮かべてほしい。例えば自転車の運転中,カーブを曲がりきれずに壁や自動車と衝突する。登山中,不注意により滑落する。このように強く危険を感じる場面において,物事がスローモーションに見えた経験が,読者の皆様にも一度はあるのではないだろう

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© 2017 電気学会
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