電氣學會雜誌
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衝撃電壓に關する二三の研究
別宮 貞俊丹野 治
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1922 年 42 巻 405 号 p. 263-293

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抄録
著者は變壓器一次に突然直流電源を接續した時、二刻に誘導する衝撃電壓か以て針状球状兩間隙を放電させまた數種の繊維質絶縁材料の絶縁破壊を試驗して居る。
静電オツシログラフか以て衝撃電壓の波形を檢し、またケノトロンと蓄電器に依つて衝撃電壓の最高値を常に觀測しつゝ實驗を行つた。その結果放電間隙には一種の放電の不整のあることを發見し放電間隙は單一の衝撃電壓を測る波頂電壓計として信頼し得ないことを示して居る。本篇は次ぎの如き項目から成つて居る。
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