電氣學會雜誌
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對稱座標法とその送電線問題に於ける應用
別宮 貞俊
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1925 年 45 巻 448 号 p. 941-957

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抄録

本論文に於いては、1918年にC.L. Fortescue氏に依つて發表せられた對稱座標法を、三相回路の場合に應用するべく、出來得る限り簡單に解説し、然る後これを三相送電線綱に於ける故障電流の求め方に應用する方法を示せり。
對稱座標法の簡單なる解説は、著者が既に電氣試驗所研究報告第百二十九號、E.T.Z. April. 30, 1925. Archiv fur Elektrotechnik, Juni. 1925. G.E. Review July, 1925等に記載せる方法に依り、先づ對稱三相交流機に於ける不平衡負荷に對する電壓方程式を誘導し、その端子に於て一線。接地、或は二線短絡等の故障を生じたる際の、電流を算出する方法を明かにせり。
次いで如何に複雜なる三相對稱送電網と雖も、これを故障發生點より見れば、單一なる對稱三相發電機に過ぎざることを論述して、直ちに一般の三相回路に於ける故障電流の分布、續いて回路に接續せられたる同期機の安定を論ずる理論的基礎を明かにせり。

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