電氣學會雜誌
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搬送式電話法を重疊すべき架空裸.電話回線の交叉方法について
道田 貞治
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1927 年 47 巻 471 号 p. 1041-1050

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抄録

搬送式電話法を重疊する架空電話回線の交叉法を選定するには、一つの交叉同期區間ιにっいて求めた。κ=∫ι 0 e-rxdx=1/y(1-e-rl).δなる價についてδの價をして1より少なからしめるやうな等價交叉形式を選定する必要あり、此れが爲には、もしιの内に等距離に交叉點がある時には、其の交叉距離は搬送電流の波長の1/4以下でなければならないことを理論的に證明し、現今實際使用せられて居る三十二種の交叉形式に封し、搬送電流の周波数を30,000としιの長さを普通の通り12.8粁(8哩)とした待に、前記8の價を見出し、次て搬送、電話法を重疊すべき回線と、附近の電話回線との等價交叉形式として、避くべき交叉形式を示してある。

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