電氣學會雜誌
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超短波發振器の出力増加方法に就いて
大高 庄右衞門
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1934 年 54 巻 547 号 p. 87-90

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抄録

筆者は曾てHolbornの方式(A型)と筆者の方式(B型)との比較實驗を行つた結果,總括的に見てA型よりもB型の方が良好な特性を有することを述べて居るが,(4)本文にはB型に關する實驗の内,(1)眞空管の纎條回路が共振回路を偶然形成すべき場合の影響及びその豫防方法,(2)二箇の眞空管の纎條回路間に自然形成せらるべき静電容量の影響及びその處理方法,並に(3)變調の一方式に就いて述べてある。尚筆者は,各眞空管の纎條の兩端子を相當容量の蓄電器を以て橋絡し,且つ二箇の眞空管の纎條回路間に超短波阻止回路を設くる時は,著しく發振出力を増加し得べきことを結論として述べて居る。

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