電氣學會雜誌
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各種發振機構の基礎概念
薄井 廉介
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1934 年 54 巻 554 号 p. 975-984

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抄録

一般自勵發振器動作機構の基本的考察を最も合理的に行つて居る。基本圖式解法を確立し,直並列回路機構の區別を明かにし,Kipp或はRelaxation振動の全く同一機構によるものなる事を述べ,從來處理不充分であつたネオン管發振器の解法も標準化し,眞空管の繼電機構による發振器及びマルチバイブレーターも全く負性抵抗發振器と同樣の要領で處理して居る。本文と前文其の四とで發振機構の基礎概念を確立したつもりである。要するに本文はvan der Pol博士(11)(14)の發振器理論の吟味及び延長で獨逸で發達したKipp振動の理論を加味檢討し,以て各種振動機構の基礎感念の確立を企圖し,更にそれらの處理法の標準化をはかりたるものである。

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