電氣學會雜誌
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超高壓用架空送電線に就て
山内 孝雄
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1937 年 57 巻 584 号 p. 180-187

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抄録

本論文に於ては先づ歐米に於ける220kV以上の既設送電線に就き其の構造並に性能の概要を比較し,次に超高壓送電線の設計に當り考慮すべき必要なる諸條件並に本邦及び滿洲國に於ける氣象統計を擧げ,之に基き本邦及び滿洲國に實施可能なる超高壓送電線の種別を決定し,更に送電電壓154,220,260,280kV,送電力100,000,200,000,300,000kW用送電線に就き,送電線のコロナ眼界電壓に關する電線直徑比,送電線の送電容量に關する電線電流容量比,並に電線の直徑,電流容量,抗張力等の夫々の各重量に對する比及び更に夫等の相乘積を求め之等の比較に依り最も經濟的なる送電線を決定した。

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